育児・家事のマルチタスクで大活躍:カチャカ使いこなし術【1】
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カチャカは、声やアプリでの指示で家具を動かすことができるスマートファニチャープラットフォーム。プラットフォームと名乗っているのは、使う人や使うシーンによって、さまざまな価値を生めるからです。
カチャカの開発をしているPreferred RoboticsとPreferred Networksの社員も、思い思いの使い方で、暮らしの中にカチャカを取り入れています。そこでこのnoteでは、両社の開発メンバーたちに、活用アイデアやカチャカへの思いを聞いていきます。今回紹介するのは、カチャカの開発に初期から携わってきた、ソフトウェアエンジニアの近藤 豊さんです。
猫の手も借りたい育児中、カチャカが大活躍
――近藤さんはカチャカのいろいろな活用アイデアをInstagramやTwitterで発信していますね。特によく使うのはどんなときですか?
近藤:我が家には1歳と5歳の2人の子どもがいるのですが、育児とカチャカはとても相性がよいと感じます。最初は私が開発者として使っていたのですが、数ヵ月前から妻も使い始め、いまはユーザーとしてカチャカを生活に取り入れています。少なくとも配膳・下膳は、カチャカがないと嫌になるくらいです(笑)。
――配膳・下膳ではどのように使っていますか?
近藤:カチャカに料理や取り皿を載せて配膳している間に、子どもの食事準備をしています。抱っこして洗面所に連れて行って手を洗ったり、エプロンを付けたりといったことです。下膳のときもカチャカをキッチンまで動かしておいて、子どもの歯磨きをしています。
こんなふうに複数の作業を同時に進めるのは、カチャカがなければできなかったことです。専門用語で言うとパイプライン化です。今までは一つの作業を終えて次に移る、シーケンシャルな動きしかできませんでした。カチャカがあることで並列作業ができるようになり、ライン全体の長さが減りました。
カチャカというパイプラインをどう生かすか、頭の中でいろいろ設計しながら使うのもおもしろいです。時間を作り出せた喜びもありますが、効率的に家事ができたことそのものの喜びや達成感もあります。
近藤:もう一つよく使っているのは、洗濯が終わった衣類をお風呂場からリビングに運ぶ場面です。洗濯機で乾燥まで終わらせているのですが、畳むのは人がやらなければいけません。子どもたちが怪我をしたりするといけないので、リビングに持ち込んで見守りながら畳むのですが、この時カチャカに“全部載せ”して一気に運んでいます。
――いろいろなシーンで活躍しているのですね。ちなみにカチャカの充電ドックはどこに設置していますか?
近藤:CEOの礒部さんからのアドバイス(記事は近日公開)で、カチャカを自宅の一等地に置いています。具体的にはキッチンの横、冷蔵庫の隣で、キッチン、リビング、ダイニング、お風呂場のすべてに近い場所に置いたことで、使いやすくなりました。
さらに時短につながる便利機能も
―― カチャカのユーザーにおすすめしたい「使いこなすコツ」はありますか?
近藤:一つは「家具一体化モード」で使うことです。これを選択すると、家具を運んだあとカチャカがドッキング解除せず、一体化したままでいてくれます。これにより家具を運ぶときの数秒を節約できます。育児中は一分一秒でも惜しいというシーンが多くあるので、特に妻には、この機能はとても好評です。
もう一つは「音声ショートカット機能」です。今のところ、カチャカに動いてもらうには自然言語(人が日常的に使う言葉)ではなく「ねえカチャカ。配膳ワゴンをダイニングテーブルに持っていって」のような命令調で話しかける必要があるのですが、この機能を使うと、「ねえカチャカ。配膳して」のように短い言葉で動かせるようになり、頭の中で文章を組み立てなくてもよくなります。
ちなみに自然言語の処理がまだ難しいのは、カチャカはユーザーのプライバシーを尊重する方針をとっていて、ユーザーのデータをクラウドに集めることをせず、ローカルで処理しているためです。
――最後に、改めてカチャカの魅力、カチャカへの思いを教えてください!
近藤:カチャカは家具を運ぶだけではなく、暮らしを変えるプラットフォームです。家具が動くと生活そのものへの見方が変わります。カチャカと暮らしながら自分の生活を再定義するというのが、裏のテーマとしてあるように思います。
もう一つ、今回のように「製品を出す」というのは、ロボットエンジニアにとって非常に大きなことです。特に家庭用ロボットの製品化にはさまざまなハードルがあり、研究段階でプロジェクトが終了してしまったり、製品化できたとしても、ロボットとしての最小構成(最低限の構成)を満たせていなかったりします。
カチャカは周囲を認識する目、家具とドッキングする手、そして自分で動ける足を持っています。最小構成のロボットを世に出せるというのは本当にすごいことで、私にとっても一つの夢が叶った瞬間でした。だからこそ、カチャカを多くの人に使ってもらうための活動を、エンジニアリングの仕事に閉じずにやっていきたいと考えています。
近藤さんのブログも、ぜひお読みください↓
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このインタビューはシリーズでお伝えしていきます。いろいろな社員のエピソードから、カチャカの活用イメージを膨らませてもらえたら嬉しいです。
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